ドクター紹介

院長 竹下 寛

ひろ矯正歯科クリニック
日本矯正歯科学会認定医

院長 竹下 寛

略歴


昭和53年3月 明治学院高等学校卒業
昭和59年3月 昭和大学歯学部卒業
歯科医師国家試験合格
昭和59年4月 鶴見大学歯学部歯科矯正教室入局
昭和60年4月 同診療科助手
平成元年4月 同助手として大学の教育に携わる
平成5年6月 ひろ矯正歯科クリニック開設

所属学会


  • 日本矯正歯科学会認定医
  • 東京矯正歯科学会所属
  • 顎関節学会所属
  • 顎変形症学会所属
  • ロス/ウイリアムススタディークラブ・メンバー
  • Roth/Williams International Society of Orthodontistsメンバー

数多くの矯正歯科治療に携わってきたエキスパート

院長は、難症例から、小さなお子さん・年配の方の症例まで、数多くの歯並びを改善してきた実績がある矯正治療のエキスパートです。

数多くの矯正歯科治療に携わってきたエキスパート

About Me

ロスフィロソフィーとは、アメリカのロナルド・ロス先生(1933~2005)が40年に及ぶ治療経験と研究から築きあげられた矯正歯科治療の診断と治療システムです。
従来の矯正治療のように、歯をきれいに並べるだけの治療ではなく、「顎の位置」や「機能的な咬み合わせ」を考えて診断し、治療の中に反映させています。この方法は、私たち矯正歯科医にとって、より予知性の高い診断、治療計画の作成を可能とし、その結果患者さんはより質の高い、後戻りの少ない治療結果を得ることができます。

質の高い治療結果とは、歯並びが美しいだけでなく、頬や下顎の骨格を含めた良好な顔貌、安定した顎関節が得られることや、機能的な咬み合わせが行われること、そして歯肉や歯を支える歯槽骨、すなわち歯周組織が健康な状態であることがあげられます。
現在、スタディクラブでは日々臨床の研鑽を積んでいます。ロスフィロソフィーを習得し、実践することは簡単ではなく、2年間のコースを受講し、治療に必要な知識・技術を習得して、はじめて治療が可能になります。日本に導入され20年になりますが、現在コースを終了している矯正歯科医は150名足らず。この治療をしっかり行っている全国のロススタディクラブジャパンのメンバーもわずか26人だけです。

ロスフィロソフィー

歯医者になったきっかけは、同じく歯医者だった父親の影響が強いです。ただ、これといってドラマチックな理由があるわけじゃないのですが。
当時から歯医者は飽和状態で、これからどんどん虫歯は減っていくが、歯並びは遺伝的な傾向で悪い人が多いので、これからは日本人も欧米人のように歯並びを治す人が多いかもしれないと考え、この道を選びました。また、自分も虫歯は少なかったのですが、歯並びが悪かったので、そのことも影響しています。
まだまだ数は少ない矯正専門クリニックですが、常に最新の技術・知識を取り入れなければ、取り残されてしまうため、定期的に勉強会やセミナーに参加し、最良の治療を提供できるように常に努めております。

昭和大学歯学部卒業後は、鶴見大学歯学部の歯科矯正教室に入りました。それ以来、大学には昭和59年~平成5年の3月まで、9年間在籍していました。これだけ長く大学に残っていたので、大学の先輩方、それこそ一流の先生方ともに仕事ができる機会がたくさんありました。これは得がたい経験でした。

私が矯正歯科医になったきっかけ

「歯並びや、口元を美しく見せたい」。そんな悩みから、相談にいらっしゃる患者さんが多くいらっしゃいます。もちろん見た目の悩みも大きな問題だと思います。矯正治療は、歯を削ることなく、人間が本来持つ力を使って、口元を美しくする治療。治療後、「以前にも増して自分に自信がついた」「服装や髪型にまで気をつかうようになり、毎日が楽しくなった」など、患者さんの気持ちまでポジティブに変えてしまう、すばらしい治療だと考えています。

さらに当クリニックでは、「見た目の改善」にくわえて、咬み合わせの改善にも主眼を置いています。最近ニュースなどでご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、咬み合わせが悪いと、さまざまな箇所に負担がかかってしまいます。
たとえば、咬み合わせがずれたまま噛んでいると、アゴの関節に無理を強いることとなり悪い影響を与えます。こうしたバランスの崩れが全身にも波及すると、首の痛みや、全身の倦怠感へとつながる場合もあるのです。そこで当クリニックでは、レントゲン検査・咬み合わせチェックなど、綿密な診断を実施し、機能面を第一に考えた治療を行っています。
横浜で歯並びのことでお悩みなら、ぜひ当クリニックまでご相談ください。今まで約4000症例以上の矯正治療を経験してきたキャリアを生かして、どの患者さんにもご満足いただける治療をご提供いたします。

咬み合わせを重視した矯正歯科治療

実は私も40歳のころに歯科矯正の経験をしました。ですから、患者さんの治療中の心境は人一倍わかります。たとえば、食事をしていて食べ物が装置に引っかかったり、歯みがきがとても大変だったり、「こんなに患者さんは大変なのか」と気づくこともたくさんありました。

矯正中のわずらわしさは人一倍わかっているぶん、できるだけ体への負担が少ない治療を提供したいと思っています。たとえば、できるだけ治療中の痛みを少なくしたり、毎月のメインテナンス時にしっかりクリーニングを行ったり、相当気をつけるようになりました。また、口や歯をさわるときには力をかけないようにやさしく、矯正のワイヤーを取り外したりするときには、長時間大きな口を開けていなくてもすむように。また、ワイヤーが唇に当たらないように注意し、患者さんの負担をできるだけ少なくするように気をつけています。

私自身もそうでしたので、歯並びがキレイになった後の喜びも、よくわかります。確かに矯正治療には、治療中のわずらわしさなど、さまざまなハードルがあります。でも、そうしたものを乗り越えてもやって良かったというのが正直なところです。
また、矯正治療には美的センスや細かさ、根気が重要だと考えています。これによって治療の仕上がり方が違ってくるからです。こうした点も大切にしながら治療を行っています。

矯正治療経験者だからこそわかる、患者さんの気持ち